皆さんこんにちは、旭川農業高校農業科学科水稲班です!!いよいよ新米を美味しく味わう季節がやってきましたね!農業高校でも餅米である「風の子もち」の収穫を終え、次回は好適酒造米「きたしずく」、そしてうるち米「ゆめぴりか」「ななつぼし」と収穫に入っていきます。
私たちが授業で栽培管理している生産田は全部で4ha(100m×400m=40000㎡)、高校生が栽培管理する水田面積では日本一の広さです。今年もまだ雪が残る3月に育苗ハウスを張り、4月に播種、5月に田植えをおこない、もの凄く暑い夏を越え、待ちに待った収穫の季節に入りました!!
ところで皆さん、お茶碗一杯には何粒お米が入っているのかご存じですか?だいたい中盛りで1500~2000粒だそうです。学校の稲一株に実る粒数も2000粒前後です。学校生産田の移植幅は畝間33cm、株間11cmでおこない1㎡に28株、坪93~95株、単純計算で4haだとお茶碗1,120,000杯分食べられます!!なんだか幸せな数値です。
今年の夏は記録的な猛暑か続き、高温障害の影響でおこる品質低下がとても心配ですが、この後の収穫作業や調製作業、出荷作業も頑張りますので、機会があれば是非、私たちが栽培をしたお米を食べてみてください!