5月18日(火)に学校農業クラブ活動事業のひとつ、校内意見発表大会が体育館で開催されました。今年度も新型コロナウイルス感染症の対策をとりながらの実施となりましたが、3年生は教室等でオンラインによる視聴、外部審査員をお願いした上川農業改良普及センターのお二人の先生方にはセンターでオンラインでのリモート審査をしていただくように工夫しました。また、天候と気温にも恵まれたことから会場の体育館は常時換気の徹底とマスクの着用、密を避けるための座席配置などを行い、発表者はオンライン用のカメラと感染防止のクリアボードを前に設置して発表しました。
今年は生徒審査員制度を取り入れ、審査得点の合計によって授与する生徒審査員賞を設け、先生方とは別に表彰を行うことで生徒自身の審査目線が発表者の自信に繋がるようにしたり、農業クラブ推進委員が大会運営に参加したり、多くのクラブ員が活躍できる場を作りました。
大会にはⅠ類(生産・流通・経営)、Ⅱ類(開発・保全・創造)、Ⅲ類(ヒューマンサービス)の各分野に、クラス予選、校内予選で選ばれた計12名の代表が出場。農業に関する身近な問題や将来の問題について抱負や意見を述べ、立派に発表しました。
今大会の入賞者の中から7月に幌加内町で開催される予定の北北海道大会への出場者が決まり、全道大会・全国大会を目指して更に磨きをかけることになります。
大会結果は以下のとおりです。
Ⅰ類 最優秀賞 農業科学科3年 能 登 彩 奈(生徒審査員賞) 発表題:「我が家の新たな兄妹経営を目指して」
優秀賞 農業科学科3年 朝 倉 拓 己
発表題:「新しい販売スタイルへの挑戦」
~父がこだわった「きらら397」をつなぐ~
Ⅱ類 最優秀賞 食品科学科3年 吉 村 琴 葉(生徒審査員賞) 発表題:「お米の魅力を伝えたい」
~お米の栄養価値から見えた私の夢~
優秀賞 森林科学科3年 狗 飼 海 斗
発表題:「ものづくりで拓く私の未来」
Ⅲ類 最優秀賞 食品科学科3年 木 本 愛 奏(生徒審査員賞) 発表題:「ふるさとに新しい食文化を」~地元食材の魅力~
優秀賞 食品科学科2年 大 武 夢 歩
発表題:「私の目標」
~付加価値を創造する地域特産物の開発を目指して~