6月16日、旭川市内で実際に農業利用されているドローンにより、学校の小麦畑を活用して、除草剤に見立てた水の散布を体験し、次世代型の農業機械や技術、活用法などを学習しました。この授業は、旭川市に本社があり、ドローンスクールも運営している農業関連企業「株式会社コハタ」様の協力により実施しました。
学校が所有している機械で除草剤を散布する場合、大型トラクタで散布機(スプレイヤー)を牽引し、30aの小麦畑で1時間かかります。このドローンだと、この散布作業が2~3分になります。
最初に小型ドローンで畑の座標を取得し、最新型の大型ドローン(16リットルタンク搭載)と連携することで、正確なルートを人間が操作しなくても飛行可能で、それを実演してもらいました。また、実際に生徒がコントローラーで操縦し、安全に飛行する仕組みや飛行スピード、風圧、散布量などを体験しました。
■生徒のコメントより
「・人間は操縦ミスをするが、ドローンはミスをしない。という説明が印象に残りました。周囲の状況を感知し、自分で判断して、停止するとか、自動モード機能に驚きました。」、「・操縦の資格を取得し、農業用ドローンのプロパイロットになってみたいと思いました。」、「・貴重な経験になりました。未来の農業ではきっと当たり前になっていることと思います。」
■担当教員のコメント
「最先端技術の農業利用は、今後も加速し、かつ、まだまだ進化していくと思います。技術革新を受け止め、さまざまな変化に対応できる大人になるためにも、今日の体験が気づきになって欲しいです。」