農業科学科畑作機械専攻班は、経済産業省「未来の教室」に参加しています。外部の技術専門家と連携して、プログラムやロボティクスをSTEAMで学び、次世代型農業機械の開発に取り組んでいます。
STEAMとは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、人文社会・芸術(Arts)、数学(Mathematics)の教科横断による課題解決的な学びで、これからの時代に不可欠な教育と言われています。
農業には、幅広い分野の知識が関係します。身につけた知識を活用して、地域農業の課題解決を目指し、畑作機械専攻班では試作機の開発に取り組んでいます。
これまで、無線操縦の水田除草用ボートや電動の運搬カートを試作しており、今年度は実習でも使用する一輪車の電動化に挑戦しています。
教科の知識が農業の現場でどのように生かされるか、自分達のアイデアを形にするにはどうしたらよいか、自身のキャリア形成と関連づけながら探究を続けています。